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 他の地区はどのように取り組みをしているのだろう? このコーナーでは、県内先進事例を取り上げ、運営方法や他機関との関わり方などを、県民児協取材のもと掲載していきます。
 なお、このコーナーは、県民児協が本年度から開始した「先進地活動事例視察事業」を兼ねて行っています。本事業は、県内先進活動事例に対し、地域性が類似する近隣市町村代表者を参加者とし、実際に行っているサロン等の活動を視察することで、民生委員活動のさらなる促進を目的としたものです。

※先進地視察及び取材については、平成21年10月8日(木)に予定していましたが、台風のため、平成22年2月5日(金)へ順延となりました。そのため、記事についても3月以降の掲載とさせていただきます。


船橋市高根台地区の「たすけあいの会」活動
  
(平成22年3月掲載予定)

高根台地区ティールーム「きんもくせい」
(写真上)たすけあいの会と地区社協が共催する、ティールーム「きんもくせい」の会場。(アートヒル第1集会所)
(写真下)改築が進む高根台団地。 高根台団地改装工事風景

 現在、多くの地域では、少子高齢化による地域力の低下や、地縁の希薄化が進み、様々な課題が山積している。
 今回の取材先は、この課題に長年取り組んできている船橋市高根台地区だ。団地造成から45年が経過し、地区の高齢化率が30%を超える中、船橋市高根台地区の民生委員・児童委員が、どのように住民のニーズに向き合い、それにどう応えてきたのか、その活動を追いかけてみたい。

(地区概要)
 高根台地区(団地)は、日本住宅公団(現:都市再生機構)によって造成され、昭和36年から入居が開始された、戸数4650戸を擁する大規模団地だ。
 その団地も、平成初期頃から急速な高齢化が進み、多くの高齢者やその家族は、日常生活を支える福祉サービスを必要としていた。しかし、当時の公的サービスは必ずしも住民のニーズに応えてくれるものではなかったようだ。
 こうした狭間を埋めるべく、団地の民生委員や自治会が中心となって、平成4年5月に発足させたのが「高根台たすけあいの会」。家事援助を目的とした住民互助組織としては船橋市内初のものだった。
 高齢者が、長年生活してきた地域でこれからもずっと住み続けたいという気持ちは、多くの人に共通するところだろう。たすけいあいの会が発足したのも、この気持ちを、家族に代わって手助けしようというところから始まったのだ。
 今では、家事援助に留まらず、高齢者の居場所作りにと、茶話会や食事会、ティールーム「きんもくせい」の運営を行い、会員や住民向けの広報誌の発行も行うなど、その活動の幅を広げている。

高根台地区活動(3月掲載予定)


エリア 世帯数 総数(人口) 65歳以上 高齢化率
高根台地区全体 5,253(6,338) 10,621(16,840) 3,254(1,402) 30.6%(8.3%)
高根台団地 3,512(4,876) 6,692(12,868) 2,164(962) 32.3%(7.5%)
上記数値は、平成21年4月1日現在と、カッコ内は平成4年4月1日現在

※ 高根台地区は、団地(1、2、3、5丁目)と戸建て(4、6丁目)で構成される。今回の取材及び視察事業は、高齢化率が高い高根台団地を対象とした。