梅雨時期を迎え、今週から来週にかけては、全国各地において記録的な大雨が予想されています。
こうした中、厚生労働省(社会・援護局地域福祉課)及びこども家庭庁は、令和5年6月2日付で「梅雨の大雨及び台風による災害時の民生委員・児童委員活動について(注意喚起)」を都道府県・指定都市・中核市宛に発出しました。この主な内容は、次の通りです。
●「災害が発生する恐れが高い状況下(災害発生前)に、やむを得ず訪問などの屋外における危険を伴う活動を行う際には、民生委員・児童委員ご自身の安全を確保した上で対応することが前提」
●「避難情報が発令中(災害発生後)に地元住民の方々に対する見守り等の活動を行う必要が生じた場合には、民生委員・児童委員自らが対応するのではなく、その状況を自治体に伝達する(自治体につなぐ)ことが重要」とされています。
(※本通知文は、市町村民児協にメールにて案内済)
本会では、以前より、「注意報や警報が発令されている時」=「災害時」=「(原則)民生委員・児童委員の活動は行わない」ことをお伝えしているところです。災害に備えた民生委員の活動は、「平時」あるいは「災害後」の支援活動が基本となります。
万が一、災害が発生した際は、自身やご家族の安全を最優先に、率先避難を心掛けてください。また、災害後の活動においても、くれぐれも無理のない活動を行うようお願いいたします。
この詳細については、本会が令和5年3月に発行した「民生委員・児童委員の活動ハンドブック」及び解説動画(下表参照)をご参照ください。その他、全民児連がこの春に改訂を行った「災害に備える民生委員・児童委員活動に関する指針(第4版)」や、下表リンク先等もご参照ください。
ダウンロード・リンク
ダウンロード | (事務連絡)「梅雨期の大雨及び台風による災害時の民生委員・児童委員活動について(注意喚起)」(厚生労働省・こども家庭庁⇒都道府県・指定都市・中核市宛、令和5年6月2日付) | (49KB) |
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本会HP | ●(本会)「民生委員・児童委員の活動ハンドブック」(※解説動画あり) ハンドブックデータのほか、(解説動画)「(第2章)Ⅵ.災害に備えた取り組み」を掲載。 |
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●(R5.5.5)「(全民児連)『被災地民児協支援募金』のご案内について」 | ||
●(R5.3.10)「震災から12年。防災・減災の取り組みについて考えてみませんか?」 (災害全般)防災・減災情報を掲載するサイトをご紹介。 |
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全民児連HP | ●(R5.6.2)「梅雨期の大雨及び台風による災害時の民生委員・児童委員活動について」 | |
●(R5.5.18)「『災害に備える民生委員・児童委員活動に関する指針』(令和5年5月)を掲載しました」 |