国では、令和4年9月2日付けで、下記事項をはじめとする施策を盛り込んだ「児童虐待防止対策の更なる推進について」を決定しました。
これは、全国の児童相談所における虐待相談対応件数が一貫して増加を続け、虐待により死亡する事件も後を絶たず、多くのかけがえのない子どもの命が失われていることを踏まえ、特に重点的に実施する取組を新たな総合的な対策として示したものです。
概 要
●令和4年改正児童福祉法により、子ども家庭総合支援拠点と子育て世代包括支援センターの双方の機能を維持した上で組織を見直し、一体的な相談支援を行う「こども家庭センター」の設置に努めることとし、その全国展開を図ること
●児童相談所や市町村の体制強化を計画的に進めていくため、児童虐待防止対策体制総合強化プランに代わる次期プランを年内に策定し、児童相談所や市町村の更なる体制強化を図ること
●令和5年4月に創設されるこども家庭庁が司令塔機能を発揮し、こどもや家族が抱える様々な課題に対し、制度や組織による縦割りを克服し、関係省庁と連携し、政府一丸となって取り組むこと
※参考・引用:厚生労働省HP
参考サイト
厚生労働省HP | ● 「『児童虐待防止対策の更なる推進について』を決定しました」 |
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● 「児童虐待防止対策に関する関係閣僚会議」 ※リンク先の表のうち、最下段「児童虐待防止対策の更なる推進について(ポイント)」と「児童虐待防止対策の更なる推進について」をご参照ください。 |