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(千葉県)「令和4年度千葉県の児童虐待の状況」について

2023.09.22 情報提供

 千葉県は、県内の児童相談所における「令和4年度の児童虐待相談対応件数の状況(速報値)」について(下表のとおり)公表しました。

 県内児童相談所における「児童虐待」に関する相談対応件数は、令和4年度では11,219件(千葉市を含む)で、前年度と比較すると651件減少しています。
 相談の内容別件数は、子どもの前で親などが家族に暴力をふるう面前DVや暴言、差別などの「心理的虐待」が最多で3,977件(全体の45.5%)、次いで「身体的虐待」が2,497件(28.5%)、「保護の怠慢・拒否」(ネグレクト)が2,069件(23.7%)、性的虐待が204件(2.3%)となっています。

 全国の相談対応件数は21万9,170件で、前年度より11,510件(+5.5%)増え、過去最多を更新しています。
 相談の内容別件数は、心理的虐待129,484件(全体の59.1%)、身体的虐待51,679件(23.6%)、ネグレクト35,556件(16.2%)、性的虐待2,451件(1.1%)となっています。

 この詳細については、下表リンク先をご参照ください。

 ※引用抜粋:こども家庭庁・千葉県HP。一部本会編。

 

児童相談所における児童虐待相談対応件数
種別/年度 H28 H29 H30 R1 R2 R3 R4
全国 122,575 133,778 159,850 193,780 205,044 207,660 219,170
千葉県 7,910 7,914 9,060 10,715 11,614 11,870 11,219

リンク

こども家庭庁HP ●(R5.9.12)「こども家庭庁 令和4年度の児童虐待相談対応件数(速報値)を公表」
県HP ●(R5.9.14)「令和4年度千葉県の児童虐待の状況について(速報値)」

(全民児連)児童虐待防止関連資料

ダウンロード 「地域住民等への呼びかけ文」 pdf
(929KB)
「全民児連における虐待防止の取り組みについて(改訂版)」 pdf
(145KB)

参考サイト

 下表は、子ども支援や相談窓口等に関する参考サイトです。

こども家庭庁 「相談窓口」
 こどもが抱える様々な困難について、こども自らが悩みを相談でき、SOSを発信できる相談窓口等を掲載。
文科省 「ネットを通じた子供の性被害の防止に向けて」
 SNSを通じた性犯罪等の防止に向けた啓発用リーフレットを掲載。2023年版も掲載。
子どものSOS相談窓口
 SNSや電話窓口、地元の相談窓口を紹介しているほか、チャットボットで相談窓口を探すこともできる。また、性犯罪・性暴力や孤立・孤独に関する相談窓口も掲載。
「学習支援コンテンツポータルサイト(子供の学び応援サイト)」
 コロナ禍の学校休業期間に、自宅で学習できるコンテンツの提供を目的に開設されたポータルサイト。幼児・小・中・高校の各教科を学べるほか、自由学習や保護者向けのページも。
社会教育士
 私たちが住む街や暮らしにある様々な課題の解決に向けた地域の仕組みづくりを支援する「社会教育士」に関する情報を掲載。
「学校と地域でつくる学びの未来」
 学校・家庭・地域の三者が連携・協働するために役立つ情報(国の取り組み、地域と学校が連携・協働した事例、学校と協働するためのツール、イベント等)を掲載。
厚労省 「まもろうよ こころ」
 悩みや不安を抱えて困っている時の相談方法や窓口等を掲載。
法務省 「いじめ などの電話相談窓口【こどもの人権110番】」
 こどもの人権(いじめや虐待の解決等)に関する相談窓口等を掲載。
内閣府 ネットの危険から子供を守るために
 青少年が安全に安心してインターネットを利用するために、ネットの危険から子供を守るための普及啓発リーフレット等の紹介や、フィルタリング、普及啓発用のハンドブックや動画、青少年のインターネット利用に関する相談窓口等を掲載。
千葉県 「こどもに関する相談窓口」
 県内の児童相談・いじめ相談・教育相談に関する窓口等を掲載。
「千葉県子ども・若者総合相談センター「ライトハウスちば」
 千葉県が設置する県内の子ども・若者、家族や関係者等を対象とした無料の相談窓口。
「子ども・若者のための相談・支援窓口のご案内」(リーフレット)について
 リーフレットには、ニートやひきこもり、不登校など社会生活を円滑に営む上で困難を有する子ども・若者を支援するための相談・支援機関等の情報を掲載。
「困難を有する子ども・若者の相談・支援機関ガイドブック(セレクトシステム)」について
 本ガイドブックは、ニートやひきこもり、不登校など社会生活を円滑に営む上で困難を有する子ども・若者を支援するための相談・支援機関に関する情報を整理し、子ども・若者の状態、年齢や利用したい支援等に応じて、適切な相談・支援先を選ぶことができる構成となっています。