全国民生委員児童委員連合会より下記内容について、注意喚起の案内がありましたのでお知らせいたします。
また、同様の事例については、本県においても令和4年7月頃から県内の複数の市町村より情報提供がありました。特殊詐欺などさまざまな犯罪につながる可能性がありますので、くれぐれもご注意ください。必要に応じて、警察や行政などと連携のうえ、管内住民等への注意喚起をご検討ください。
事案概要
6月頃に近畿地方の県民児協から、民生委員を名乗って個人情報を聞き出そうとする電話が県内で複数発生している旨の情報提供がありました。その後、7月に中国地方の県民児協からも類似する情報提供があったほか、東北地方・東海地方でも同様の事案が発生しているとの報道(地方紙記事)があったため、情報共有いたします。
【不審電話の共通点(重要)】
●民生委員と名乗るが、氏名は名乗らない。
●個人情報(ひとり暮らしかどうか、世帯構成や子どもの有無確認等)を聞き出そうとする。
※今後、上記によらない事案が発生する可能性もあります。
【こういうケースもあるようです】
●その地区の民生委員の名前を聞き出そうとする。
●架電理由として「最近不審者が多いので注意喚起している」と言った。
●架電理由として「世帯主が変更されている」と言った。
●実際に「民生委員」や「自治会」を名乗って訪問してくる事案もある。
【被害にあわないための注意】
●住所や氏名などの個人情報や家族構成を安易に教えない。
●怪しいと感じたら氏名(フルネーム)を尋ね、いったん電話を切ってから市町村役場に当該委員が実在するか確認する。
●一人で判断せずに、家族や警察に相談する(できるだけ一人で対応しない)。
【ご相談・お問い合わせ先】
●お住いの地域の警察
●お住いの地域の市町村役場の民生委員担当課
(引用抜粋)全民児連メール、一部本会編。