全国社会福祉協議会は、地域福祉活動を推進する全国組織とともに新型コロナウイルス蔓延下での支援活動事例を収集し、ウェブサイトを活用した情報発信・交流を目的とする、「未来の豊かな “つながり”のための全国アクション」を立ち上げました。
これまで、全国民生委員児童委員連合会(以下、「全民児連」)では、全国の民生委員・児童委員の皆さまに、ご自身とご家族の感染予防と安全を最優先し、無理のない範囲での活動や協力をお願いしているところです。
そのなか各地で、互いの感染に気をつけながら、さまざまな工夫で地域活動が行われ、住民同士がつながり続けるための実践があります。
そこで、全民児連では全国アクションの趣旨に賛同し、主唱団体に名を連ねることとしました。
今後この運動では、新型ウイルスの蔓延が収まり 、行動自粛要請が解かれた後のことを視野に、新型コロナウイルス感染下でのつながりづくりの気運を盛り上げ、ICT等コミュニケーションツールの活用で新たな関わりを生み出すなど、より豊かな地域共生社会づくりをめざします。
全国の民児協からも活動事例を募集いたします。下枠の「事業計画」・「応募方法」・「参考事例」等をご確認のうえ、ぜひ電子メールにてご応募ください。
※全民児連案内文を引用抜粋。一部、本会編。
「未来の豊かな“つながり”のための全国アクション」
事業計画
1.趣旨
〇新型コロナウィルス感染拡大で、人と人とが 互いに接触する機会を減らすことを求められている。これまで地域において、住民・市民が人に寄り添い、つながりづくりを進めてきたボランティア活動や市民活動にとって力を発揮しにくい状況になっている。
〇ふれあい・いきいきサロンや見守り活動、住民による助け合い活動、当事者団体の集まり等、様々な地域福祉活動に影響が及んでおり、閉じこもりによる高齢者のフレイルの進行、障害者などの社会的 孤立の深刻化が懸念される。
〇こうした状況の中、感染防止に十分注意を払いながら、住民同士の“つながり”を継続するための活動方法や工夫について情報収集し、各地域での取り組みのポイントを示すため、WEB(ホームページ等)を通じて情報提供する。
〇また、主唱団体およびその傘下の構成団体等とともに、新型コロナウィルス感染 下での “つながり”づくりの機運を盛り上げ、あわせてICTなどコミュニケーションツールの活用を図り、これまでつながりが弱かった人たちとの新たな関わりを生み出すなど、コロナ後におけるより豊かな地域共生社会づくりの活動につなげたい。
2.活動テーマ
「つながろう、未来の“つながり”のために」
3.実施内容
〇感染拡大下におけるボランティアや地域福祉活動の実践事例を収集し、活動内容や工夫、効果等を簡潔にまとめてホームページ(専用サイトを新設)に掲載する。
〇事例は各主唱団体等からの呼びかけで収集し、それぞれの責任で整理・掲載する。
(例)電話やSNSでの見守り・相談活動、LINEでラジオ体操、手紙による交流、手作りマスクの福祉施設等への寄贈、生活困窮者支援のためのフードドライブ、物品等の寄付募集、給食食材を利用した高齢者への配食、キッチンカーでの子ども食堂(弁当配布)等
〇共通ロゴマーク、イラスト等を作成し、参加 団体のサイトやメールニュース、SNS等を通じて拡散することで機運を盛り上げる。
4.「全国アクション」主唱団体
(公財)さわやか福祉財団/(一社)生活困窮者自立支援全国ネットワーク/NPO法人全国コミュニティライフサポートセンター/(社福)全国社会福祉協議会/全国ボランティア・市民活動振興センター/全国社会福祉法人経営者協議会/全国社会福祉法人経営青年会/全国民生委員児童委員連合会/(社福)中央共同募金会/認定NPO法人日本NPOセンター/日本生活協同組合連合会/認定NPO法人日本ボランティアコーディネーター協会/「広がれボランティアの輪」連絡会議
今後、運動の趣旨に賛同し、PRや事例提供に協力いただく賛同団体を募る予定。
5.実施体制
全社協地域福祉部・VC及びCLCの共同事務局体制とする。
6.活動期間
当面、本年度内とする。(感染状況等に鑑みて検討する)
応募方法
応募方法 | 下表「参考事例(東京都北区赤羽中央地区民児協)」を参考に、本会まで電子メールにてご応募ください。本会より全民児連へ送付いたします。 home@chiba-minkyo.or.jp |
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お問い合わせ | (公財)千葉県民生委員児童委員協議会 (電話)043-246-6011 |