全国・県内ともに、児童虐待に関する相談対応件数は依然として増加傾向にあり、子どもの生命が奪われる重大な事件も後を絶たないなど深刻な状況が続いています。児童虐待は、早急に解決すべき問題であり、子どもの「命」と「権利」、そしてその「未来」は社会全体で守らなければなりません。
そのため、虐待の発生予防、発生時の迅速・的確な対応から虐待を受けた子どもの自立支援まで、切れ目ない総合的な対策を更に進めることが必要となってきます。
こうした児童虐待防止に向けた対策が地域に根づき、効果的に実施されていくためには、多くの民間団体や国・地方公共団体等関係者の積極的な参加を求め、協働して児童虐待防止に向けた取り組みを推進しその充実と定着を図ることが大切となってきます。
このため、国では、平成16年度に児童虐待の防止等に関する法律が施行された11 月を「児童虐待防止推進月間」と位置づけ、家庭や学校、地域等の社会全般にわたり、児童虐待問題に対する深い関心と理解を得ることができるよう、期間中に児童虐待防止のための広報・啓発活動などの取り組みを実施することとしています。
皆さまの地域でも、子どもの安全・安心について話し合う場を持ち、児童虐待防止の啓発活動にご協力くださいますようお願い申し上げます。
※詳細は、下記実施要綱をご参照ください。
※実施要綱引用抜粋。一部本会編。
令和2年度児童虐待防止月間の標語 最優秀作品
「189(いちはやく) 知らせて守る こどもの未来」
稲葉 結さん(栃木県)の作品
「児童虐待防止月間」関連データ
資料名 | ダウンロード |
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●令和2年度「児童虐待防止推進月間」実施要綱 | (182KB) |
●令和2年度「児童虐待防止推進月間」の取り組みへの協力について(本会→市町村民児協) | (296KB) |
●ポスター(A3版) | (2MB) |
●リーフレット(A4版) | (2MB) |