主な活動内容（どんな活動？）

　介護や病気の悩み、妊娠や子育ての不安、失業や経済的な不安など、生活上のさまざまな心配ごとや相談を受けとめ、必要に応じて行政を初めとする専門機関につないだり、適切な支援や福祉サービスが受けられるようサポートしています。
　もちろん、民生委員法に基づく守秘義務があるので、相談内容や個人の秘密は守られます。

　ひとり暮らし高齢者や高齢者夫婦の世帯、（災害時における）要配慮者のいる世帯などを定期的に訪問し、相談にのったり、健康状況の確認や振り込め詐欺等の犯罪被害防止のための啓発なども兼ねて、安否確認や見守り活動を行っています。
　また、市町村によっては、行政が行う調査に協力したり、赤ちゃんが生まれた家庭を訪問し子育て支援サービスのパンフレット等をお配りするなどの活動も行っています。

　地域の中で孤立することがないよう、居場所づくりや仲間づくりなどを目的とした「サロン」事業に、多くの民生委員・児童委員が参加・協力しています。
　高齢者や子育て中の親子向けのもの、また地域の方なら誰でも参加できるものまであり、その内容も体操や運動をするものからおしゃべり中心のものまで、そのサロンごとに特徴があります。
　現在、民生委員・児童委員が参加・協力するサロンは、県内600箇所以上あります。
　ぜひ、「あなたの街の民生委員活動」をご覧になり、ご自身にあうサロンを見つけてみてください。

　登下校時に、子どもたちが交通事故や犯罪被害に巻き込まれないよう、通学路での見守りや声掛け、パトロール活動などを行っています。また、長期休暇の前などに、小学校・中学校の先生たちと意見交換を行っている地区民児協もあります。

　また、行政や町会・自治会、自主防災組織、警察・消防などと協力し、高齢者や障がい者など（災害時における）要配慮者の避難支援態勢づくりのための取り組みや防災訓練、防犯パトロールなどに取り組む地区もあります。

　学校や子育て支援センター、保健所、児童館などが行う子ども向けの行事や事業に協力し、地域の子どもたちや子育て家庭をあたたかくサポートしています。